モリンガハーブティーの効果とは？味やおいしい飲み方を解説

インドやアフリカなどで自生している樹木「モリンガ」は、古くからメディカルハーブとして、美容目的として重宝されてきました。

また葉・根・花・種など、ほとんどの部位を持て余すことなく活用できるため、健康食品やサプリメント、スキンケア用品としてたくさんの商品が販売されています。

とくに食用として利用されるケースが多く、ハーブティーを日頃から好んで飲んでいる人は、モリンガを原料にしたモリンガハーブティーも人気です。

今回の記事では、モリンガハーブティーの効果や味、飲み方などを解説します。

モリンガは古代ローマやエジプト、インドなどにある樹木です。

モリンガの葉や根、種、樹皮のどの部分も、人に有用な成分を含んでいます。そのため古くから根付いている地域では、生活の知恵としてモリンガを民間療法に取り入れられてきました。インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、メディカルハーブとして活用されてきた長い歴史があります。

最近では、世界的に有名なファッションモデルや歌手がモリンガを愛用していることで大きく注目を集めたほか、貧困や栄養失調に苦しむ国にモリンガを通じた食糧支援をおこなうなど、世界中でさまざまな形で活用されています。また日本でも、沖縄や九州を中心にモリンガの栽培を始め、国内産のモリンガ商品もたくさん流通するようになりました。

モリンガには90種類以上の栄養素を含むといわれています。豊富な栄養素から期待できる効果を4つ解説します。

モリンガには、以下のビタミン類が豊富に含まれています。

ビタミンA：ほうれん草の約13倍
ビタミンB1：豚肉の約4倍
ビタミンB2：まいわしの約50倍
ビタミンC：オレンジの約7倍
ビタミンE：卵の約96倍

ビタミン類は美肌に欠かせない成分で、バランス良く摂取することが大切です。モリンガ一つで必要なビタミンを補えるだけでなく、内容量が豊富な点も見逃せないポイントです。

モリンガにはリラックス作用のあるGABA（ギャバ）がゴーダチーズの約15倍含まれています。

また睡眠の質向上にも良いとされているので、寝る前に飲むのもおすすめです。

モリンガには、腸内環境をサポートする食物繊維がごぼうの5倍含まれており、さらに水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つの食物繊維が含まれています。ほかの食材は片方しか含まれないケースが多いですが、モリンガは両方含まれているので、効率良く栄養を摂取できます。

モリンガにはポリフェノールが赤ワインの約8倍含まれています。ポリフェノールの注目したい点は、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用です。いつまでも若々しくいるためにも積極的に摂取したい栄養素です。

モリンガハーブティーは、抹茶やよもぎのような緑っぽい香りが特徴で、日本人にはなじみのある味といえます。比較的クセがなく、飲みやすい味です。

なかには喉にひっかかるようなクセを感じる人や、まずくはないけど一般的なお茶よりも味が劣るなど、ネガティブな意見を持つ人もいます。飲みづらいと感じた場合は、ほかのハーブと混ぜて調整するといった方法もあります。

モリンガハーブティーのおいしい飲み方を紹介します。

モリンガハーブティーは、一般的なハーブティーと同じように以下の手順で淹れます。

ポットでお湯を温める
ドライハーブを入れる（ティーカップ1杯につきティースプーン山盛り1.5〜2杯）
お湯を注ぎ、3〜4分蒸らす
ハーブティーを注ぐ

ティーバッグタイプの場合は、水500ml〜1000mlをやかんに注ぎ、ティーバッグ1袋を入れて3分から5分ほど煮出します。このときにお湯の温度が80度以上にならないように注意しましょう。

モリンガハーブティーは味にクセがないので、あらゆるハーブとのブレンドを楽しめます。ハーブはもちろん、緑茶や紅茶との相性も抜群です。

モリンガハーブティーは、人によって飲みづらい、苦手と感じる場合もあります。健康や美容目的で飲む場合は、継続することが欠かせません。無理なく続けるためにも、味は大切なポイントです。

モリンガを原料にした商品はハーブティーに限らず、数多く展開されています。なかでもマイナチュラのおいしい青汁「フルーツモリンガ」がおすすめです。

フルーツモリンガには、モリンガや大麦若葉、抹茶などの豊富な栄養素に加えて、ボディメイク効果を高めてくれる121種類の酵素が配合されています。またお通じをサポートする乳酸菌が500億個も含まれており、体の健康だけでなく美容にも良い効果をもたらしてくれます。

さらに保存料や着色料、甘味料などの無駄な添加物を使用せず、使用素材は国内産・国内生産にこだわっているため、安全性や品質面でも優秀です。

フルーツモリンガは粉末状になっており、水や食品などに混ぜて摂取します。摂取方法の例を紹介します。

【ソフトドリンク割】

お好きなソフトドリンク100mlに、フルーツモリンガの粉末を混ぜるだけで簡単です。リンゴ風味なので、炭酸水やりんごジュースと混ぜて飲むとおいしく飲めます。炭酸水なら、小腹が空いて甘いものが食べたくなったときの対策にも最適です。

【アーモンドミルク割り】

アーモンドミルク100mlにフルーツモリンガを混ぜて飲む方法も人気です。豆乳や飲むヨーグルトに混ぜる方法もあります。

【スムージー】

牛乳や豆乳、アーモンドミルクなどのお好みの飲み物に、果物や野菜とフルーツモリンガをプラスしてみましょう。バナナは腹持ちが良いので、ダイエット中の人は食事の置き換えにするのもおすすめです。

【ヨーグルトやアイスにも】

ヨーグルトにフルーツモリンガを加えれば、乳酸菌をより多く摂取できます。お通じに悩んでいる人は効果が感じられるかもしれません。

もしくはアイスにフルーツモリンガをプラスして、スイーツの罪悪感を減らしてしまうという方法もあります。

モリンガハーブティーは、体にうれしい様々な効果が期待できます。モリンガはノンカフェインなので、時間帯を気にせず飲める点もメリットです。

ぜひ生活の一部に、モリンガハーブティーを取り入れてみてはいかがでしょうか。