モリンガの種は栄養たっぷり！含まれている栄養素や効果・食べ方を解説

健康や美容に良いとされ、世界中で愛用されているスーパーフード「モリンガ」。

モリンガは葉をはじめ、種・枝・根・花など、ほとんどの部位を持て余すことなく活用できるため、万能な木としても知られています。またそれぞれの部位に栄養素が豊富で、さらに各部位で異なる栄養素を持っている点も特徴です。モリンガの中でもっとも栄養価の高い部位は葉ですが、種にも注目したい栄養素があります。

今回はモリンガについて簡単に解説をしながら、モリンガの種に含まれる栄養素や期待できる効果、食べ方などを解説します。

モリンガとは、インドやアフリカ、エジプトなどの温暖な地域を中心に自生している樹木です。モリンガには90種類以上の栄養素が含まれていることから「奇跡の木（ミラクルツリー）」と呼ばれ、古くからさまざまな方法で重宝されてきました。

最近では、数々の研究によって美肌効果や整腸作用、健康的な体づくりのサポートなど、さまざまな効果があることが証明されてきています。またアフリカの一部地域では、NGOなどの取り組みとしてモリンガを用いた食糧支援がおこなわれるなど、貧困や栄養失調に苦しむ人たちを救う食材としても注目を集めています。

モリンガの種に含まれる注目したい栄養素は以下の3つです。期待できる効果もあわせて解説します。

イノシトールは、ビタミンに似た生理作用を持つビタミン様物質です。

イノシトールを含む食材は、桃やオレンジ、スイカ、グレープフルーツなどです。果物が苦手な場合は、サプリメントから摂取するといった方法もあります。

グルコモリンギンは、グルコシノレートというカラシナやキャベツ、ワサビなどの辛味をもつアブラナ目の多くに含まれる成分です。

β-シトステロールとは、幅広い植物に含まれている植物ステロールのことです。

コレステロールの吸収を抑え、血中の悪玉（LDL）コレステロールの割合を下げる働きがあるといわれています。モリンガの種には、β-シトステロールが、ニンジンの2倍以上含まれています。

モリンガの種にはかなりの油脂（オイル）が含まれており、種の30〜40％が油でできています。種をしぼって得られた油脂は「ベンオイル」として広く知られています。

このベンオイルは、古代ローマやエジプト文明の時代からオリーブオイルのように重宝され、食用油をはじめ、保湿油としてスキンケアやヘアケアなど、さまざまな用途で活用されてきたそうです。また古代エジプトの王家の墓からも出土しており、世界三大美女の一人・クレオパトラも愛用していた美容オイルとしても知られています。

モリンガのオイルはオレイン酸・パルミチン酸・ベヘン酸で構成されており、優れた保湿効果や肌トラブルの緩和などの美肌に良い作用が期待できます。日本国内でもスキンケア用品としてモリンガオイルが多く流通しており、愛用している人が多いです。

モリンガの種の食べ方は、主に2つの方法があります。

そのまま食べる方法がもっとも手軽です。モリンガの種の薄くて固い殻を割り、白い中身をそのまま食べます。

モリンガの種はかなり苦味がありますが、口の中でかむうちに、唾液で次第に甘くなってくるという不思議な感覚があります。この甘さの正体は、種に含まれるイノシトールという成分が関係しています。種をかんでから1時間ほどは水分を摂ると甘く感じるので、コーヒーや緑茶などと一緒に食べると爽やかな甘さを楽しめるでしょう。

そのまま食べるのが苦手な場合は、モリンガの実を炒って食べる方法もあります。普段の料理にプラスしてあげれば、栄養満点の料理に早変わりします。モリンガの種を炒ると、ピーナッツのような味がするそうです。

モリンガは種を食べることはもちろん、モリンガパウダーやサプリなどでも摂取できます。もっと手軽かつ栄養素をたくさん摂りたいという人は、マイナチュラの「フルーツモリンガ」もおすすめです。

フルーツモリンガはモリンガが入ったフルーツ青汁で、粉末を水やソフトドリンクなどに溶かして飲むだけで手軽に栄養補給ができます。また飲みやすさも追求し、苦味や青臭さを抑えたスッキリとしたリンゴ風味に作られているため、飲めば青汁の概念が変わるかもしれません。

フルーツモリンガにはモリンガをはじめ、121種類の植物発酵エキスや500億個の乳酸菌・美容成分などが贅沢に配合されています。

ビタミン類13種類を含むモリンガは、お肌の調子を整えたり、若々しいお肌を維持したりなど、美肌効果をサポートしてくれます。腸内環境を整える乳酸菌とバランスの取れた植物発酵エキスで、理想的なボディメイクを実現する最適な体のコンディションに整えてくれます。

フルーツモリンガは合成保存料や着色料などの添加物を使用せず、体に優しいドリンクにこだわって作られています。また主原料となるモリンガ・有機大麦若葉・有機抹茶などは国産のものを使用し、国内の工場で製造しているため、品質面にもこだわっています。

フルーツモリンガ以外にも、「フルーツモリンガスリム」や子ども向けの「モリママの赤い青汁」もあります。

フルーツモリンガスリムには乳酸菌が1,000億個配合されており、なんとヨーグルト10杯分に相当します。乳酸菌は腸内環境をサポートしてくれ、積極的に摂取したい成分です。

またモリママの赤い青汁は、偏食や野菜嫌いの子どもに向けて開発された青汁です。子どもの成長に欠かせない豊富な野菜やカルシウム、鉄などが豊富に含まれており、栄養価の高さだけでなく、イチゴ味で飲みやすいところも評判を集めています。

フルーツモリンガをはじめとするマイナチュラの製品は、小さな子どもから大人まで手軽に栄養を摂取できるようこだわっているので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

モリンガの種には、イノシトールやグルコモリンギンなどの栄養素が含まれており、体の調子を整えてくれる作用が期待されています。

もっともオーソドックスな食べ方は殻を割ってそのまま食べる方法ですが、炒って食べることもできるので、お好みに合わせて摂取してみてください。モリンガの種は通販サイトでも購入できるので、チェックしてみましょう。