「ミラクルツリー(奇跡の木)」「薬箱の木」などの俗称を持つスーパーフード「モリンガ」。今回はモリンガの魅力について触れながら、今回はモリンガの魅力について触れながら、沖縄県産のモリンガ商品やこだわりについて解説。さらにモリンガの味が苦手な人向けの飲みやすいモリンガ商品も紹介します。

「ミラクルツリー(奇跡の木)」「薬箱の木」などの俗称を持つスーパーフード「モリンガ」。健康や美容に関心の高い人は、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

スーパーフードとは栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品のことです。有名なものはアサイーやカカオ、チアシードなどが挙げられます。なお、日本のスーパーフードには、納豆や味噌、甘酒などがあります。

モリンガは日本では自生していない樹木のため、日本で流通しているモリンガ商品は、海外から素材を輸入して国内で製造されているものや海外からの輸入品が多くを占めます。

しかし最近では、沖縄県などの温暖な地域で栽培と産業化が進み、少しずつ国内産も増えてきました。今回はモリンガの魅力について触れながら、沖縄県産のモリンガ商品やこだわりについて解説します。

世界から注目を浴びるスーパーフード「モリンガ」とは?

モリンガとは、インドを中心とした南アジアの地域やアフリカなどにある樹木です。

世界で「ミラクルツリー(奇跡の木)」と呼ばれている理由は、豊富な栄養素と扱いやすさにあります。モリンガにはビタミン類やミネラルなどの人間の体に欠かせない栄養素がバランス良く含まれており、さまざまな研究によって効能が認められてきています。さらに体内で生成できない必須アミノ酸を唯一含んでおり、地球上でもっとも栄養が豊富な植物といわれているほどです。

モリンガが世界で注目を浴びるきっかけになったのは、世界的に有名なファッションモデルやアーティストがモリンガを愛用していることでした。モリンガの持つ可能性について発信したことが話題となり、スーパーフードとして広く認知されるようになりました。

モリンガに含まれる栄養素と効能

モリンガにはなんと90種類以上もの栄養が含まれています。主な栄養素は以下の6つです。

ミネラル類(カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄など)
食物繊維(水溶性食物繊維・不溶性食物繊維両方含む)
アミノ酸
ビタミン類(ビタミンA・B1・B2・C・Eなど)
タンパク質
ポリフェノール
ギャバ

一つの食材にこれだけの種類の栄養素が入っているものはかなり希少です。

まずモリンガには、人間の体に必要な5大栄養素の一つでもあるミネラル類をはじめ、食物繊維やタンパク質などの栄養素がバランス良く含まれています。

食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、2つをまんべんなく摂取する必要がありますが、ほとんどの食材は片方しか含まれていません。一方モリンガには両方が含まれているため、一つで効率良く食物繊維を取り入れることが可能です。

食物繊維をしっかり摂ることで腸内環境を整え、毎日のスッキリに働きかけてくれます。

また若々しい肌を保つのに欠かせないビタミン類も含まれており、体内で作られない必須アミノ酸を唯一すべて含んでいる点も特徴です。

いずれの栄養素も豊富に含まれているとされる食材と比較すると、モリンガには何倍もの量が入っており、モリンガで手軽に栄養を摂ることができます。

日本でモリンガの商品が多いのは沖縄!

モリンガは日本では自生していない樹木です。モリンガが栽培可能な地域は、年間の気温が25度〜40度、年間降水量が500mm程度あるところでよく育ちます。そのため、日本で栽培できる地域は限られています。

日本では沖縄や九州、小笠原などの温暖な地域で栽培されており、なかでも沖縄では熱心に栽培している農家が多いです。モリンガの商品をたくさん取り扱う野菜直売所もあるので、近くにお住まいの人は足を運んでみると良いでしょう。

沖縄県産のモリンガ商品はどんなものがある?

沖縄県産のモリンガ商品は、以下のようなものがあります。

モリンガ茶
モリンガ入り青汁
モリンガパウダー
モリンガ入り石けん
タブレット
ドライリーフ

とくにモリンガパウダーとモリンガ茶の多さが目立ちました。モリンガはスキンケアにも良いとされているので、モリンガを使った石けんも販売されているようです。

沖縄県産のモリンガ商品のこだわり

沖縄県産のモリンガは、農薬不使用、100%沖縄県産、自社工場生産などにこだわって作られていることが多いです。日本で流通しているモリンガ商品は海外産のものも多いですが、なかにはモリンガ以外の成分が入っている場合があります。

沖縄県産のモリンガは、製造の工程や生産者を紹介するなど、どんな人がどんな思いで作っているのかを積極的に公開している印象です。そのため信頼性という面でも安心感があるといえます。

沖縄県産のモリンガを使用したフルーツモリンガがおすすめ

モリンガを使った商品は、モリンガパウダーやモリンガ茶以外にもたくさんあります。その一つがマイナチュラが販売しているフルーツモリンガです。

マイナチュラの商品で使われているモリンガは沖縄育ちで、有機栽培にこだわって生産されています。

特定の肥料のみを使用し、有機認定の畑で育てられています。

そんなモリンガを使用したフルーツモリンガはモリンガをベースに、乳酸菌や酵素などの栄養も凝縮した美容とダイエットをサポートする青汁です。モリンガ独特の味を極限まで抑えた飲みやすいりんご味で、おいしく飲めると評判を集めています。

フルーツモリンガに含まれている成分

主な成分は、以下の6つです。

国産有機モリンガ(沖縄県産)+国産有機抹茶+国産有機大麦若葉
乳酸菌nano-ECF 500億個+ビフィズス菌配合
乳酸菌生産物質
植物発酵エキス121種類
グルコマンナン+難消化性デキストリン+ガラクトオリゴ糖
フィッシュコラーゲンペプチド+植物プラセンタ

モリンガをはじめとする豊富な栄養素に加えて、ボディメイクをサポートする121種類の酵素、毎日のスッキリに働きかける乳酸菌やビフィズス菌なども豊富に含んでいます。

フルーツモリンガの飲み方も簡単

フルーツモリンガは粉末状になっており、牛乳やソフトドリンク、豆乳など(100cc)に粉末を混ぜて飲みます。ヨーグルトやアイスなどの食品と混ぜて飲むのもおすすめです。

また朝食をフルーツモリンガに置き換えてカロリーを抑える手段もあります。フルーツモリンガだけではお腹が空いてしまうという人は、腹持ちの良いバナナを加えてスムージーにして飲んでみましょう。

野菜嫌いな子どもがいる家庭には「モリママの赤い青汁」

モリママの赤い青汁は、野菜が嫌い、好き嫌いが多い子どもの偏りがちな栄養をサポートするために開発された子ども向けの青汁です。

主な特徴は以下の5つです。

9種類の国産野菜を凝縮(大麦若葉・かぼちゃ・にんじん・桑の葉・ケール・亜麻仁・さつまいも・ほうれん草・モリンガ)
有機モリンガ配合
乳酸菌100億個+ビフィズス菌10億個配合
カルシウム・鉄・亜麻仁・ビタミンC配合
無添加・アレルギー特定原料等27品目不使用

モリママの赤い青汁には9種類の野菜を1日1杯で摂取することが可能です。また腸内環境をサポートする乳酸菌・ビフィズス菌や、体の成長に欠かせないカルシウムや鉄なども含まれています。

子どもに不足しがちなビタミンCも配合しており、抗酸化パワーで丈夫な体づくりに働きかけてくれるでしょう。

香料や人工甘味料に頼らない自然なおいしさにこだわり、毎日飲みたくなるイチゴ味に仕上げているところもポイントで、子どもだけでなく親子で飲んでいるケースも多いようです。

フルーツモリンガと同様に、豆乳や牛乳などお好みの方法で割って飲み物として摂取する方法はもちろん、ヨーグルトやアイスなどにかける方法もあります。お好みの方法でお試しください。

国内産のモリンガを買うなら沖縄県産がおすすめ

モリンガの商品はモリンガが自生している海外産のものが多いですが、なかには国内産にこだわりたいという人もいるでしょう。

日本では沖縄県や九州などを中心にモリンガが栽培されています。とくに沖縄はモリンガ栽培に積極的で、野菜直売所などではモリンガを使った商品を多く取り扱っています。ネット通販でも沖縄県産モリンガの商品を販売しているので、ぜひチェックしてみてください。