モリンガはさまざまな栄養素が豊富に含まれる植物ですが、モリンガの花にはどんな特徴があるのでしょうか。スーパーフードとしても人気があり、ヘルシー志向の人や美への関心が高い人にも人気のモリンガ。 モリンガの栄養にはどんなものがあるのか、モリンガの花の色や使い方など、モリンガについて徹底的に調べたので解説していきます。

ヘルシー志向や美意識の高い人に人気のモリンガ

モリンガは、インド原産のワサビノキ科の植物です。熱帯や亜熱帯地域に生息する木で、根っこの部分に自ら水を溜める性質があるため、灼熱の地や雨の少ない地域でも1年で5m以上も丈夫に育つ生命力のある木です。

モリンガは葉や花だけではなく茎や実などすべてを利用できることから奇跡の木とも呼ばれます。またモリンガは古くからインドだけではなくエジプトやアフリカなどで古くから生活に取り入れられてきたり、美容や健康にいいとして一般の人に広く使われてきました。

地球環境にもやさしいモリンガ

モリンガは、成長すると通常の木よりも多く二酸化炭素を吸収します。その量は20倍。これは1人の人間が半年間で排出する二酸化炭素の量と同じです。

またモリンガには、水を浄化する働きがあります。モリンガの種に含まれているレクチンというたんぱく質の成分が、水の中に溶け込んでいる微生物や浮遊物などを吸着して固める働きをしてくれます。

モリンガは、古くから汚水を浄化する木としても重宝されてきたのです。

モリンガの花ってどんな形?

モリンガは、葉や茎、花、実などそれぞれ無駄なく利用できる植物です。モリンガは年に2回花を咲かせます。花びらは約2cmほどの大きさで、長さは約1.5cmと小さく、少し黄色みがかった白い花がたくさん咲きます。

気温や雨の降る量が安定している地域なら、1年中咲いていることもあるそう。モリンガの花言葉は、「嬉し涙」や「目覚め」があります。

モリンガの花の活用法は?

捨てる部分のないモリンガ。そのまま食用にしたり絞ってジュースにしたり、乾燥させてからお湯を注いでお茶として飲んだりできます。また、油で揚げると、マッシュルームのような風味がしておいしいそうですよ。花が咲く前のつぼみの状態でも食べられますが、その場合は火を通してから食します。
また、食用だけではなくモリンガの花を香水の原料として使うこともあります。

モリンガがすごいといわれる理由

モリンガがすごいといわれる理由はさまざまありますが、健康や美容を気にする人はモリンガに含まれる豊富な栄養素に注目しているようです。その数はなんと90種類。さらに効果・効能は300以上あるといわれています。

スーパーフードと呼ばれるものは数多くあります。また健康維持や美容をサポートするサプリもいろいろありますが、これだけの栄養素が1本の木に含まれている植物はなかなかほかにはありません。

モリンガに含まれる代表的な栄養素をいくつか紹介しましょう。

カルシウム

人間の骨や歯を作るために必要なカルシウム。モリンガには牛乳の20倍のカルシウムが入っています。牛乳を飲むよりもはるかに多くのカルシウムをモリンガで摂取できてしまうんですね。成長期の子どもはもちろん、閉経してから女性は骨が脆くなりやすくなるので、意識的にカルシウムは摂取したいですね。モリンガなら無理なくカルシウムを補えます。

ビタミン

モリンガには、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどビタミン類もたくさん含まれています。特にビタミンEは、アーモンドの約2倍以上の量が含まれているとか。美容に気を使う人にはうれしいですね。

ビタミンは人間を健やかに成長させたり、生命を維持したりするために欠かせない栄養素です。多くの種類のビタミンを日頃の食事からまんべんなく摂取するのはとても難しいので、モリンガで手軽にビタミン類を補いたいですね。

食物繊維

モリンガには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類の食物繊維がレタスの21倍含まれています。毎朝すっきり快適に過ごしたい人は、日々の生活改善に加えて、ぜひモリンガを日常生活に取り入れられることをオススメします。

亜鉛

モリンガには牡蠣やニンニクの2倍の量の亜鉛が含まれています。亜鉛は人間の体内では作り出せない栄養素。そのため、食品などから補う必要があります。亜鉛が不足すると味覚障害や貧血、脱毛を引き起こすこともあります。亜鉛は粘膜を守るビタミンAを体内にとどめておく働きがあり、意識して摂取したい栄養素です。

マグネシウム

マグネシウムは、ミネラルの一種です。モリンガには、ほうれん草の5倍のマグネシウムが入っています。カルシウムと深い関係があり、カルシウムと一緒に骨や歯の形成に重要な役割を果たしています。またマグネシウムは体内で約300種類以上の酵素の働きを助けてくれる役割も持っています。

モリンガを摂取するならパウダータイプがオススメ

モリンガは、錠剤タイプのサプリやパウダータイプなどがあります。モリンガを飲み始めるなら、パウダータイプがオススメです。錠剤の場合は飲み忘れることがありますが。パウダータイプなら水に溶かしてお茶のようにいつでも飲めるので、無理なく継続できます、

またアレンジもしやすいため、いろいろ工夫して飽きずに続けられますよ。

置き換えダイエットにも最適!マイナチュラのフルーツモリンガ

パウダータイプの中でもマイナチュラのフルーツモリンガは、モリンガ以外にもたくさんの栄養素がたっぷり含まれているのでとってもオススメ。

国産有機モリンガ、国産有機抹茶、国産有機大麦若葉が配合されています。ほかにも、乳酸菌生産物質や乳酸菌nanoECF500億個、ビフィズス菌、グルコマンナン、難消化性デキストリン、ガラクトオリゴ糖なども入っています。また、121種類の稙物発酵エキスとフィッシュコラーゲンペプチド、植物プラセンタも配合。

腸内環境を整えたい人や、若々しさを保ちたい人にもうれしい成分がたくさん入っていますね。

置き換えダイエットとしても

フルーツモリンガの飲み方はとても簡単。水やお湯に溶いて飲むだけ。りんご風味の味なので、とても飲みやすいですよ。また、水ではなく牛乳や豆乳などに溶かすと飲みごたえがあって満腹感を感じるので、1日の食事の1食をフルーツモリンガにする置き換えダイエットにもぴったりです。

フルーツモリンガは1杯で11.7kcal。無理なくダイエットをしたい人だけではなく、ダイエット中に偏りがちな栄養を効率的に補いたい人にもオススメです。

アレンジはいろいろ

フルーツモリンガはほかにもいろいろなアレンジができます。たとえばヨーグルトにかけて、バナナやフルーツと一緒にミキサーでスムージーにして、パンケーキやクッキーなどに混ぜてなど、楽しみ方は無限。無添加で着色料や保存料、香料、甘味料などは入っていないので、家族みんなで安心して美味しく続けられます。

まとめ

モリンガは小さくて白い花を咲かせます。モリンガの花ももちろん食用として使えますが、モリンガの栄養素を丸ごと摂取したいなら、パウダータイプがオススメ。溶かして飲むだけではなく、いろいろな食べ方ができるので飽きずに続けられます。

スーパーフードとして人気のモリンガ。ぜひラテやフルーツと一緒にスムージー、またはヨーグルトと一緒にデザート感覚でと、アレンジを楽しんでみてくださいね。