健康意識が高い消費者の増加に比例して、スーパーフードの偽物や改悪品が増えていると言われています。私たちはどのような姿勢で、そういった粗悪な食品と向き合えば良いのでしょうか。

チアシード、モリンガパウダー、アサイーやクコの実など、健康にいいと紹介される食べ物は、年々増えています。

健康意識が高い消費者は、ストレス軽減やデトックス、免疫系に効果のある「スーパーフード」に目がありません。最近は特に寒い季節になると、ホットレモンやセージティーのようなおなじみの健康増進方法だけでなく、インディアンバジルなどの外国産の薬用植物を取り入れるというのが流行っているようです。

ただそのような外国産のスーパーフードに偽物や不純物が含まれているもの、希薄されているものが増えていると言われています。

確かに外国産のスーパーフードは「この見た目・香り・味なら本物!」という判断基準がなく、それが本物なのか偽物なのかは判別しにくいのが事実です。

偽物のスーパーフードに関する問題はとても深刻です。
この問題はドイツの中でも大きい公立の研究大学であるカールスルーエ工科大学の調査員たちの注目を集めてきました。

調査員たちは、遺伝子バーコードのようなものを作り出し、そのスーパーフードが本物かどうかを素早く、効率的にテストできる方法を開発しているそうです。

スーパーフードは健康増進を助ける食品です。その効果を最大化するために、商品が本物なのかをしっかり調べて購入することが大切と言えるでしょう。