緑茶、紅茶、ウーロン茶、モリンガ茶…いろいろなお茶の特長

食事時やのどが渇いたときだけでなく、
一息つきたいときやリラックスしたいときに
飲みたくなるのがお茶ですね。

一言でお茶といっても、種類はさまざまです。
今日は、普段何気なく飲んでいるお茶の効用について
お話ししたいと思います。

1.緑茶――緑茶の多彩な効果

緑茶には、カテキンと呼ばれる緑茶特有のポリフェノールが含まれています。
カテキンは抗ウイルス効果があるとも言われています。
また、ポリフェノールが血管心疾患を予防する働きがあります。

そのほか、抗酸化作用で老化を防ぐとされる
カフェインが1杯(約240ml)あたり20~45ml含まれています。
また、アミノ酸の一種でお茶のうまみ成分のひとつでもあるテアニンには
集中力向上やリラックス効果があります。

2.紅茶――紅茶でリラックス&健康サポート

紅茶はカフェインとアミノ酸が組み合わさり、
リラックス効果があると言われています。

紅茶は茶葉を発酵させることから
「紅茶ポリフェノール」にはより強い抗酸化作用があり、
歯の健康を維持し、歯垢や虫歯の発生を抑える役割も果たすそうです。

また、紅茶には免疫力向上の役割もあり、
1日3杯の紅茶を飲み続けたところ、
免疫力が高まったという研究結果もあります。

3.ウーロン茶――ウーロン茶で健康促進!

ウーロン茶に含まれる「ウーロン茶ポリフェノール」は、脂肪燃焼を促進し、
ダイエットサポートにいいとされています。
脂っぽい食事に合わせて飲むと、
脂肪の分解を促進してくれます。

そのほか、血圧を上昇させる「アンジオテンシン」というホルモンの活性化をおさえ、
血糖値をコントロールしてくれる働きをすると言われています。

モリンガ茶の栄養的な秘密

モリンガ茶というものもあります。
モリンガは「地球一栄養豊富な食品」と言われる植物です。

次のような働きがあると言われています。

1.栄養豊富なスーパーフード
モリンガはビタミン、ミネラル、アミノ酸、抗酸化物質など、
豊富な栄養素を含んでいます。
これにより、免疫力の向上や健康サポートが期待できます。

2.抗酸化作用
モリンガには強力な抗酸化物質が豊富に含まれています。
体内の活性酸素を中和し、細胞を保護する効果があり、
老化防止に役立ちます。

3.血糖値の調整
一部の研究によれば、モリンガ茶は血糖値の上昇を
抑制する効果があると言われています。
これにより、糖尿病予防や血糖値の安定が期待できます。

4.抗炎症作用
モリンガには抗炎症作用があり、
関節炎などの炎症をおさえる働きがあると言われています。

5.ダイエットサポート
低カロリーでバランスよく栄養が含まれているので、モリンガ茶は
ダイエットをサポートしてくれます。
また、脂肪燃焼を促進する効果も期待されています。

6.ノンカフェイン
モリンガはカフェインレスなので、
夜でも時間を気にせず飲むことができます。

お茶は文化や地域によっても異なり、
自分に合ったものを見つける楽しみがあります。

日常の健康習慣にぜひ取り入れてくださいね。